社会起業家5名が福岡に集結!TOHOKU SOCIAL IMPACT BOOSTER 2024最終イベントレポート|ボーダレスアカデミー
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東北発の社会起業家たちが福岡に集結!「TOHOKU SOCIAL IMPACT BOOSTER 2024」最終イベントを開催

東北発の社会起業家たちが福岡に集結! 事業の次のステージへ

株式会社ボーダレス・ジャパン(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:田口一成、以下「当社」)は、仙台市と共に実施する社会起業家支援プログラム「TOHOKU SOCIAL IMPACT BOOSTER(以下、SIB)」の最終イベントを、2025年3月14日(金)に福岡市のソーシャルベンチャーPARKにて開催しました。

本イベントでは、東北で事業を展開する5名の社会起業家が登壇し、それぞれが向き合う社会課題とその解決策についてプレゼンテーションを実施。その後、九州の企業・自治体・起業家らが集い、協業の可能性を探るネットワーキングセッションが行われました。

SIB2024のフィナーレにふさわしい熱気あふれるイベントとなり、定員50名の枠を超える申し込みがあり、満席での開催となりました。


イベント概要

日時:2025年3月14日(金)18:30-21:00
会場:ソーシャルベンチャーPARK(ボーダレス・ジャパン福岡本社)
主催:仙台市、株式会社ボーダレス・ジャパン
内容:採択者によるピッチ + ネットワーキング


第一部:社会起業家による事業ピッチ – 現場のリアルな課題とソリューション

第一部では、各起業家が15分間のプレゼンテーションを実施。事業の進捗やこれまでの学び、今後の展望について語られました。
参加者からは、Slidoを活用したリアルタイムの質問が多数寄せられ、より実践的なディスカッションが展開されました。その中から質疑応答の一例をご紹介します。

質疑応答で飛び交ったリアルな声

大窪 由衣(株式会社いちたす)
幼保業界に特化したコンサルティング事業を営む大窪さんは、SIBプログラムで幼保施設経営者の事務業務を改善する人材派遣サービス事業『じむぱす』を確立。今秋リリースを目指します。

参加者:「大窪さんが思う理想の保育園・幼稚園とは?」
大窪:「以前訪問した保育園では、子どもの食事リズムに合わせた食事時間を設定していて感動した。そのように、画一的な保育ではなく、一人ひとりに合わせた保育ができるのが理想。その実現のためにも、先生の時間的余裕が必要と感じ、今回SIBに参加し新事業を立ち上げることにした。」

石頭 悦(Saccora Share Global株式会社)
岩手に伝わる伝統技術「裂き織」の継承と、知的障がい者の雇用を両立する「ダイバーシティファブリック」の開発販売事業を発表。

参加者:「取引する企業に求める条件は?」
石頭:「対等に付き合ってくださる企業様。例えば、障がいを持つ方が手織りで作業すると、大企業が指定するような短納期が難しい。以前、大手とのコラボレーション商品を製作していた際、当社が完全に下請けのような立場になったため、短納期厳守で現場が疲弊したことがあった。その反省から、作り手を理解し一緒に創っていこうというパートナーとしてお付き合いくださる企業様を求めています。」

他にも、すでに事業を展開する採択者へ向けた具体的な質問が多く、会場全体が実践的な学びの場となりました。

登壇者たちは、自身の経験を踏まえたリアルな回答を展開し、参加者も深く共感しながら耳を傾けていました。


第二部:ネットワーキング&共創セッション – 新たな事業連携が生まれる場に

ネットワーキングでは、各採択者と企業・自治体・投資家が直接対話する時間を設け、具体的なビジネスマッチングが行われました。

登壇者たちは、ネットワーキングの時間をフル活用し、次の展開へ向けた実際のパートナー候補と出会うことができました。

参加者からも、
「一緒にコラボできる可能性を感じた」
「社会貢献だけでなく、収益性も両立したモデルに刺激を受けた」
「新しい視点を得ることができた。自分の事業にも活かせそう」
といった声が多く寄せられました。


SIBプログラムは、次のステージへ。これからも起業家たちの挑戦を応援します

「TOHOKU SOCIAL IMPACT BOOSTER(SIB)」は、社会課題解決を志す起業家たちを支援するプログラムとして、東北のソーシャルビジネスの可能性を広げる場を提供してきました。

このSIBプログラムは、ボーダレスアカデミーが採択者に伴走し、ボーダレスジャパンのソーシャルビジネスメソッドを活かして、事業のブラッシュアップを行ってきました。
プログラムを通じて、採択者たちは自らの事業の社会的意義を再定義し、よりインパクトのある成長戦略を描く機会を得ました。

プログラムで実施したこと

  • コンセプトの棚卸し:課題の本質を整理し、事業の社会的意義を明確化
  • ビジネスモデルの強化:収益性と社会的インパクトの両立を目指し、事業戦略を深掘り
  • プレゼンテーション力の向上:ピッチ練習やストーリーテリングの研修を実施
  • マッチング支援:企業・投資家・自治体・起業家との共創の機会を提供

2024年度のプログラムは今回の福岡イベントをもって終了しましたが、採択者たちの挑戦は、これからも続いていきます。
ボーダレス・ジャパンは、彼らの事業拡大を引き続き応援し、今後も社会課題解決に挑戦する起業家との共創を推進していきます。

SIBプログラムの情報はこちら
特設ページ

2024年度採択者:
・石頭悦(Saccora Share Global株式会社)
・大窪由衣(株式会社いちたす)
・河原木俊幸(株式会社みんなのベース)
・浜出理加(株式会社グリーディー)
・羽山暁子(株式会社Pallet)


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