アフリカを舞台に学生起業に挑戦_ウガンダ飢餓問題解決のために|15期集中講座インタビュー | ボーダレスアカデミー | 社会起業のためのソーシャルビジネススクール
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アフリカを舞台に学生起業に挑戦_ウガンダ飢餓問題解決のために|15期集中講座インタビュー

ボーダレスアカデミーの集中講座の魅力を深ぼるため、15期集中講座の受講生の方にインタビューをさせていただきました。

受講生の生の声から読みとる、集中講座の魅力に迫りたいと思います!

今回は、ウガンダの飢餓問題解決のために学生起業に挑戦中の山田蛍花さんにお話しをお伺いしました。

プロフィール

・氏名:山田 蛍花 (やまだ けいか)
・肩書き:名桜大学4年 / ウガンダの飢餓問題に取り組むアーティスト
・社会課題/テーマ:ウガンダの飢餓問題

1人の人として接してくれた、この人たちの力になりたい!

Q,アカデミーを受講しようと思った理由を教えてください

ウガンダで飢餓に苦しんでいる人たちの力になりたい!と思ったからです。

元々国際協力に関心があり、「実際に現場をみたい!」という思いから、バックパッカーとして1人旅をしました。アフリカをメインに、エジプト・ケニア・ウガンダ・南アフリカなど、合計7カ国を訪れました。

7カ国を訪れ、現地の人と交流している中で、「日本人=お金を持ってる」というレッテルで私を見てくる人がとても多く、そこにしんどさを感じていました。

ですが、ウガンダで出逢った1つの現地NGOスタッフだけは違いました。

彼らは、私のことを1人の人間として、山田蛍花として接してくれたんです。それがとても心地よくて、「この人たちの力になりたい!」と思うようになりました。

国や地域は関係なく、この人たちだからこそ、力になりたい心から思ったんです。

現地を訪れた時は、飢餓問題を解決するために、どうやって現地の人と関わっていけばいいのか色々悩んでいました。NPOやボランティアとして関わることも考えましたが、経済的に自走できる仕組みを作った方が私にとっても現地の人にとってもいいと考えました。

だから、ビジネスというツールを通してウガンダ難民の飢餓問題に関わることを決めました。

ボーダレスアカデミーで学びたいと思ったのは、元々ボーダレスハウス(※1)に住んでいたこともあって、理念に共感していたし、一番信頼もおけるところだったので、ボーダレス一筋!という感じでした。

※1ボーダレスハウスとは、外国人と一緒に暮らす、国際交流シェアハウスです。

ゴリラ保護区に観光客用のカフェを

Q,集中講座ではどんなソーシャルコンセプトを設計されたのですか?

ウガンダのゴリラ保護区に、観光客用のカフェやクラフトショップを作ることです。

元々ウガンダの一部の民族は、森の中でゴリラと共生しながら暮らしていました。しかし、政府によってその地域がゴリラ保護区に変わってしまってその民族が追い出され、難民になってしまった背景があります。

ですが、逆にゴリラ保護区になったことで彼らの家の前を海外からの観光客が通るようになったんです。「こういったトレッキングに来る人たちにお金を落としてもらう仕組みを作ったら良いのでは?」と思い、カフェを作ることにしました。

トレッキングでは、何時間も森の中を歩いてとても疲れるので、観光客にとってもニーズのあるプランだと考えています。

具体的なアクションが見えた

Q,集中講座を受講したことでどんな変化がありましたか?

集中講座を受講して、「そもそも自分に何が足りなかったか。」に気づくことができました。

具体的に次のアクションとして何をすべきかが分かったことが一番大きな変化だったと思います。

例えば、参加する前の私はソーシャルコンセプトの方ばかりに目がいっていて、ビジネスコンセプトの視点が一切なかったことに気づきました。

また、参加する前は「リサーチ」の仕方がよく分かっておらず、現地の人とただのおしゃべりをするだけになっていたんです(笑)

集中講座を通して、どんな視点を持ってヒアリングすれば良いのかを学ぶことができました。集中講座で学んだことや気づきをもとに次のアクションを踏み出していきたいと思います!

成功した理由は、諦めないから

Q,2日間で印象に残っていることはありますか?

講師の方が説明してくださったAMOMA(※2)の例が印象的でした。

元々、ボーダレス・ジャパンの書籍でAMOMAについて読んだことがありました。その時の私の印象としては、頭がいい人がぽんぽんアイデアを出して、成果が出たんだと受け取っていました。

ですが、集中講座でAMOMAの深いお話しを聞いて、それは全く逆だったことを知りました。

実際は元々のプランから何回も変更があり試行錯誤が沢山あったからこそ素晴らしいソーシャルビジネスが生まれていた。

頭が良いから成功したのではなく、諦めなかったから成功したのだと、勇気をもらいました。

私も、「諦めない」ことを大切にしてウガンダの飢餓問題に向き合っていきたいです。

※2 AMOMAは、ミャンマーの農家さんの貧困問題を解決するためのハーブティー事業を展開しています。

学生だからこそ、お金以上の価値を得れる

Q,2日間で印象に残っていることはありますか?

集中講座を受講するか迷っている方に向けて一言お願いします!

迷う原因の一つは、金銭面だと思います。学生にとって2-3万は、ポイっと簡単に出せるものではありません。ですが、お金以上の価値があったと確信しています。

アカデミーには、私にとって人生の大先輩が沢山参加されています。学生の私にとって、この繋がりは大きなプラスです。

実際に、アカデミーで出会った方と、集中講座が終わった後お話しさせていただく機会もあり、プラスアルファの学びを得ることができました。

学生だからこそ、得られる価値が沢山あります!ぜひ、勇気を持って挑戦してみて欲しいです。

インタビュー後記

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は、学生起業に挑戦中の山田蛍花さんの挑戦をお届けしましたが、いかがでしたか?

学生の間は、知識・お金・ネットワークなど、ないものをあげればキリがありませんが、「この社会課題を自分が解決するんだ!」という強い情熱さえあれば、挑戦することができます。

社会課題や、国際協力に関心のある学生の皆さん、ぜひ「起業」を一つの選択肢にしてみてはいかがでしょうか?

インタビュアー:ボーダレスアカデミー学生インターン・カコちゃん(鹿子生由依)

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