「教育から国を照らす」現役教員から社会起業へ挑戦した理由。 | ボーダレスアカデミー | 社会起業のためのソーシャルビジネススクール
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アカデミー生インタビュー

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「教育から国を照らす」現役教員から社会起業へ挑戦した理由。

解決したい社会課題とビジネスモデルを教えてください。

子ども、若者、先生たちが学校から離れていく状況を、「全国の教室をハッピーにする」ことで解決しようとしています。
現在、不登校の子供が過去最多、心の病で休職する先生も過去最多、高校生が教育学部を志願する人数も激減、長時間労働が世界一と、教育にまつわる状況が悪化しています。

「学校がつまらない」という事実は、人生や大人や世の中がつまらないという意味です。この状況が続けば、10年後20年後の世界にもっと閉塞感が漂ってしまうと、私は危惧しています。
学校がハッピーであることは世の中にとって価値のあることだと考え、この問題に取り組んでいます。

私が救いたいのは「授業がうまくいかない先生」。
トップクラスの授業技術を身近にし、全国の熱量のある仲間たちと授業を語れる。そして”先生が教えたいことを子どもが学びたいことに転換する”という最も難しいことにチャレンジできる環境づくりをしています。

アカデミー卒業後、「教育から国を照らす会社」株式会社NIJINを創業し、小学校の先生を対象に2つのサロンを運営、最近ではこの世から不登校を無くす小中学生を対象としたオンラインスクールNIJINアカデミーをスタートしました。
授業てらすは、「授業がうまくなりたい」先生たちが授業技術を磨いていくコミュニティです。

学校CHLOOSは、先生と異業種の人が一緒に挑戦するコミュニティ。先生はもっと世の中のことを知る必要があるし、世の中ももっと学校の先生を知らなければいけないと思っています。
ただ、「知る」って難しいですよね。人間って一緒に仕事をしないと本当の意味で分かり合うことができないと思い、学校CHLOOSをつくりました。

一番大切にしているのは、コミュニティに参加した先生が「授業が変わった!」「先生やってて楽しい!」「子どもたちも楽しそうになった!」という変化を感じてもらうことです。

ボーダレスアカデミーを選んだ理由を教えてください。

社会課題が最優先事項であるところが一番ですよね。解決したい社会課題があって、次にビジネスを考える、この順番が好きでした。

それと、正直なことを言うと受講料が20万円ほどで、サラリーマン(公務員)でもなんとか出せる金額だったのも決め手になりました。他の起業アカデミーも見てみたんですが、結構高いんですよね。

ボーダレスアカデミー参加前はどんな状態でしたか?

どこで何をすべきか、もがいていました。
旅館のボランティアをしたり、オンラインサロンをつくったり…

教員として学校現場に身を置くなかで、色々な課題を感じていたので、テーマはぼんやりと決まっていました。
ただ、誰のためにやるのか対象の絞り方もメソッドも知らなかったので、口だけの状態になってしまっていました。

ビジネスモデルは1つ持って入学しましたが、今思えばカッコつけだったかもしれません。アカデミーでも「みんなビジネスモデルが先行しがち」とよく言われますが、まさにその状態。

最初に考えていたのはスマホアプリ、それは自分が利用者に届けたい価値を詰めたサービスでした。これじゃ絶対響かないっていうのは、今となっては分かります。

今は教員向けのコミュニティを運営し、救いたい先生にとって必要なものを考え抜いたサービスになっています。運営者である私の指針は入っていません。
最初に持っていたビジネスモデルとは、形は似ていても本質が全く違うものになりました。

アカデミーで印象に残っていることを教えてください。

まず、集中講座ですーさん(ボーダレス・ジャパン鈴木雅剛)と出会ったことで、私の生き方が変わりました。

「1年後に死ぬとしたら、誰のために生きるのか」
この質問に10秒以内に答えるよう言われましたが、すぐに答えることができませんでした。

「誰のためなんだろう」という問いが自分の中にずっと刺さり続けていました。アカデミーの3ヶ月間でそれを見つけられたことが、すごく良かったです。

もう1つは、世の中にワクワクできたこと。同期の仲間、アドバイザリーやスタッフの方々が、地球規模の課題に取り組むカッコいい人達だったんです。この出会いは大きいですね。

同期の仲間たちが取り組んでいる色々な課題を知り、解決に向けて頑張る姿を間近で見てきました。そんな環境で3ヶ月過ごすことができ、私のワクワク感もどんどん上昇していきました。

アカデミーで大変だったこと、苦労したことはありますか?

うーん、本当に苦労しました!(笑)

家庭面では、毎晩遊んでいた息子と遊べなくなって「知らない!」って怒られたり。家事もおろそかになってしまって、妻をイライラさせてしまったと思います。

でも!
「1年後に死ぬとしたら誰を助けたいか」が決まれば、あとは進むしかありません。

実は、あの大変な2ヶ月半を一緒に乗り越えたという経験のおかげで、卒業後は家族の絆がさらに深まりました。学校の教員を辞めて起業するという選択も応援してくれましたね。
これまで色々な挑戦をしてきたのを見ているし、進まないプランニングも妻によく相談していましたから。

これは是非みなさんに言っておきたいことですが、絶対に誰かに相談した方がいいです!一人で考えることほど、無駄なことはないです。とにかく誰かに話してみて、跳ね返ってくるものを材料に進めていくしかないんです。

学校の勉強とは真逆で、正解があるものを探すんじゃなくて、仮説を作っていくのがアカデミー。その作業がすごく苦しいんじゃないかなと思います。

卒業後から起業までの道のりを教えてください。

2021年12月にアカデミーを卒業して、教育委員会には年末までに進退を決めるように言われていましたが、なかなか決められませんでした。
先生という仕事が楽しかったし、先生をやりながらでも色々なことが出来ると分かったので、1月末まで返事を伸ばしてもらい、ギリギリまで悩んでいました。

家族がいるので勢いで辞めて起業なんてことはできません、確信が必要でした。
確信というのは「サービスが売れること」。どんなに仮説を立てて、ヒアリングやアンケートをしても、本当に救いたい人が買ってくれるかは分かりません。
唯一確かめる方法は、実際に作って売ることなんです。

まず、授業てらすのコンセプトに近いイベントを作って、それを買う人がいて変容があって、そこまで見届けて「これはいける!」と確信を持つことが出来ました。
そして3月末に退職し、起業に至りました。

確信を得てからスタートしたので、4月5月と黒字で6月は教員時代の収入を超えました。家族を安心させることは出来たと思います。
ただ、自転車操業のような形で今に一生懸命になるのは経営者として良くないので、1年後、3年後、10年後を見据えて日々奮闘しています。

今後のビジョンをお聞かせください

まずは、1年間で500人、3年間で1000人という数を目標にしています。
1000人の先生の後ろには、2万5千人~3万人の子どもたちがいます。まずは数の規模で学校をハッピーにしていきます。

小学校だけでなく中学校や幼児教育にも広げていくということもワクワクしますし、自治体の研修システムや学校運営を担うといった内部に入っていくことも考えています。

実は「5年以内に幼稚園をつくる」と公言していまして、そのために月の営業利益100万円を目指しています。目途が立ったら学校法人をつくるための融資を受け、幼稚園を経営したいと考えています。

幼児教育への投資はとても大切です。起業前には「星のあそび塾」という、モンテッソーリ教育の視点を取り入れた週末の遊び場も企画運営していました。

幼稚園経営で実績をつくって、ゆくゆくは小学校や中学校をつくり、新しい教育モデルを発信していきたいですね。

ボーダレスアカデミーにはどんな人が合っているでしょうか

すでに行動して、何らかの結果が出ている人にはドンピシャだと思います。その結果は、成功でも失敗でもどちらでも大丈夫。

ボーダレスアカデミーは”何かを生み出してくれる場所”ではなく、生み出すのは自分自身です。その生み出したものをしっかり磨けるメソッドと環境があるので、行動した人には優しい場所だと思います。

逆に言えば、行動をしていなくて「何かを生み出してほしい」とか「引き上げてほしい」と思っている人にとっては、厳しい場所になるかもしれませんね。

これからプログラムを受ける人にメッセージをお願いします

これはすーさんの言葉になっちゃうんですが、「馬鹿でキモくて盛り上がってる人」にはオススメです(笑)

人と違うことに挑戦すると周りから浮くし、新しいことっていかがわしいじゃないですか。「あいつ何やってんだ」って後ろ指を刺されて、古い人間関係も終わってしまったり…
色々な苦しい経験をすると思います。

でもボーダレスにはそういう人がいっぱいいて、世間のマイノリティがマジョリティになっている環境。私がこうして起業できたのは、間違いなくボーダレスアカデミーのおかげです。

「馬鹿でキモくて盛り上がってる人」には、必ず協力してくれる人が現れます。孤独が孤独じゃなくなる場所、それがボーダレスアカデミーです。

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