No.6 ファイナルピッチ出場者紹介 照屋和樹 | ボーダレスアカデミー | 社会起業のためのソーシャルビジネススクール
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No.6 ファイナルピッチ出場者紹介 照屋和樹

2019年3月17日(日)開催 JAPANソーシャルビジネスサミット ファイナルピッチ出場者

No.6 照屋和樹
(Kazuki Teruya)

解決したい社会問題

介護離職です。日本では、家族の介護のために毎年約10万人が仕事を辞めています。家族のために自ら望んで介護を行う方もいますが、多くの人は仕事や私生活と介護が両立できず、辞めざるをえない状況にあります。

介護離職者の多くが50〜60代ということに加えて、離職時のブランクが影響して4人に1人が復職ができないとも言われています。総務省によると介護離職による経済的な損失は年間6500億円にのぼり、介護離職は、個人にとっても国全体にとっても大きな課題となっています。

問題意識をもったきっかけ

私の兄は生まれつき知的障害を持っていて、ヘルパーの方が毎日家に来ていました。

しかし、昨年夏に兄が重度の病にかかって入院生活を余儀なくされ、私たちの状況が変わりました。日中はホームヘルパーの方に病院へ来ていただいてたのですが、夜間は代わりがおらず、家族が自宅で入浴をしたり十分に食事もとることもできないまま仕事終わりに病院へ向かい、そこで寝泊まりをして仕事に向かう生活をしていました。

私は東京で一人暮らしをしていたので、週末には実家の大阪に帰って代わりに対応していました。その生活が長く続き、自分自身も大阪に生活の拠点を移そうと考えたのが、この問題を意識し始めたきっかけでした。

目指す社会像

高齢者や障害者をその家族だけが介護をするのではなく、地域に住む人々が相互扶助によって社会的に介護し、支え合うことができる世の中を目指します

サミットに向けた意気込み

夜間や土日の依頼に対応できる介護サービスが不足していることが、介護離職を生み出しているひとつの要因です。それに加えて、介護離職者の多くが職場から介護についての理解や支援を得られなかったのも、介護離職につながったと答えています。今回のピッチでは、この機会を活かしてしっかり介護離職についての認知を広め、1人でも介護離職を減らせるように努めてまいります。

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