ボーダレスアカデミー ファイナルピッチ-出場者NO.8 富田安則 | 社会起業家をつくるソーシャルビジネススクール

ボーダレスアカデミー ファイナルピッチ-出場者NO.8 富田安則

アカデミーファイナルピッチ 全文掲載

1:22〜
富田

皆さんこんにちは。地方経済の向上に取り組んでいる、富田と申します。本日は宜しくお願い致します。
さて、会場に皆さんに質問がございます。この中で、いつか自分で起業してみたいという人は、どれくらいいらっしゃいますでしょうか。起業したいと思っても実際に起業する人は25%しかいないという風に言われています。
これらを少しでもあげていく。そして地方都市でこういった企業が増えていくことで地域が元気になっていく。そういったことに取り組みたいと思っています。

2:03〜
富田

改めまして、私は熊本県山鹿市という、人口3万人程度の温泉街で生まれ進学と共に故郷を離れました。東京では、自分の生まれ育った町よりも大きな会社で働き、経営をしながら、あーこのまま自分はずっと東京で過ごしていくんだろうな。と強く自分で思っていました。
そんな私に大きな出来事が訪れます。
2016年4月16日、私は家族と共に熊本地震を被災しました。
このたった1日の出来事が私自身の人生において、大きな価値観の変化をもたらし、結果的に私は九州に戻るという事を自ら決意しました。

2:45〜
富田

東京では出来ないこと、地方に住んでいるからこそ、やらなければいけないこと、そんな形で私が考えたのが、地方経済を盛り上げていくということです。でも、企業は減っているという風に言われても、そんなことは私の中にはピンときませんでした。
周りにはITベンチャーやそういったものがどんどん増えていってます。でも調べてみると、地方都市でEXITを目的とせずに、小規模企業をやっていったり地域課題や社会問題に取り組んでいく。そういった方々はどんどん減っている。こういった実態がございます。

3:20〜
富田

なぜその人たちが25%しか起業できないのか。それは、資金の問題よりも経験がない。あるいは周りに仲間がいない。こういったところの不安から、とどまってしまっているということが実態として見えてきました。
私がやるべきことは決まりました。地方都市で起業したいと思っている人たちに、人と知恵を提供していく。そしてそれをみんなで共有しながら支えあっていくということです。

3:49〜
富田

ターゲットです。EXITを実現しようとする人達にはたくさんのサポートがあります。また、東京では色んな出会いがあります。でも東京以外で、持続的に成長を目指してきたいと考えている方ここを私は助けたいという風に思っております。
事業セグメントです。資本の関係、支援の関係というものをマッピングしております。資本がなかなか入らず、小規模で始めており、資金が少ない。そういったところには、当然お金がありません。ビジネスにはならないので、ここを助けるプレイヤーというのはなかなか存在しない。これをどうやって打破するか。これが私が考えた、社会問題のアイディアになる、コアになります。

4:26〜
富田

私が考える独創性はこちらです。もっとも非効率だと思われるかもしれませんが、手間がかかるところに、きちんと出来る限り手前から支援をしていくと。そういったところを通じて、新しいモデルを世の中に提示したいと思っています。

4:48〜
富田

大きく分けて3つのステップがあります。まずは創業前、スクールを実施致します。こちらのスクールでは、ゴールは事業計画を完成することなんですけども、儲かるモデルを考える事ではありません。地域の問題や社会問題。あるいは様々な経営者の想いを聞きながら学びあい、最終的に自分がやってきたいということを考える場になります。これは半年間という長い期間を通じて無料で提供したいと考えています。
私が通った、ボーダレスアカデミーこちらで通った人たちの声です。非効率な中でも、やはり自分ではできない短期間では得られない経験を皆抱いて卒業しております。

5:29〜
富田

続いて、創業にあたってのタイミングです。グループ化という、新しいアイディアを出しました。これは卒業した希望者全員が皆私のグループに入ることができます。当然グループ会社なので、20%という株式を預かるという体裁をとります。もちろんいつでも自由に離脱が可能です。
なぜ、グループ化というものにこだわるのか、それは一つ一つが小さいと影響力を発しにくいからです。小さな個が集まり、大きな集団になり世の中に影響力を発揮いていく、それが私のもくろみです。

6:02〜
富田

でも実際に資本を提供するということは、創業者にとっては非常に大きなもの。それでも私が通っているスクールで起業したいという人にアンケートを取ったら93%もの人が、このグループに参加したいと答えてくれました。なぜなのか。
手前のところにあった、非効率なスクールで通じた信頼関係。あるいは、その中で会話をしながらこの人たちと一緒にやっていける安心感こういったものを感じながらみんな一緒にやっていきたいと思ってくれたのです。

6:32〜
富田

そして最後のステップ、創業後の話になります。当然、ここからが勝負のポイント。経営をモニタリングしていったり、グループに入った仲間たちと支えあったり、そういったものを通じて、みんなで支えあって支援をしていきます。この期間も無償です。
そして、事業がうまく軌道にのりだして初めてキャッシュポイントが生まれます。ここから会費という形で、現時点では月額20万円というものを想定しています。
どうやってやるのか。これは玉手箱があるわけではありません。ただし、どんな事業であっても必ず必要な、そして普通の企業、一般の大企業で経営をしていれば、ごくごく当たり前のこと。共通化して、仕組として提供していきたいと考えています。

7:13〜
富田

ソーシャルインパクトです。1回で30人、そのうち半分が起業し、そのうち半分がグループ会社に入って頂く、これを7年間で、私は全国でやりたいと思っています。その結果、全国で500社のグループ会社が生まれ雇用者数は2000人、総売上200億円という形でようやくこの規模になると、地方創生ということを我々が始動して、影響力を発揮できるのではないと考えております。
その実現のために、2つの協力をお願いしたいと思います。1つは、様々な経験を話して頂ける方にご協力頂きたいということ。もう一つは、我々のグループの各社に対して、色々な資金の支援をして頂きたいということ。これらを一緒に考えて頂ける方を求めています。

7:57〜
富田

最後に、改めて地方で起業することはとても孤独なことです。でもこれを絶対に孤立させない。そして挑戦した以上は、きちんと大きくしていくそれを私一人ではなく、全員でやってきたい。こういった共存社会を作っていきたいと思っています。ご清聴ありがとうございました。

8:14〜
司会

富田さん、ありがとうございました。地方創生についてお話を伺いました。黄色い声も飛びましたね。ありがとうございます。それでは審査員の皆さんに、お話を伺います。まず初めに、株式会社eumo新井和宏様お願い致します。

8:30〜
新井

はい、どうもありがとうございました。
本当に私もですね、ずっとその部分に問題意識があってもう共感でしかないんですけども、ずっと私金融マンで考えてきたのではですね、おそらくこれからのファイナンスとか、企業支援する投資とかっていうのはもうお金だけじゃどうしようもないんですよね。お金以外のものをどうサポートするかっていうことが今問われている。そこの部分に対してしっかりアプローチされているので、ああ素敵だなという風に思いました。
当然ながら我々も、社会を豊かにする起業をして頂きたいサポートしようと思っていますので一緒にやれるところは一緒にやっていきたいなとそういう風に思っているんですけども、1個だけ、ちょっとお伺いしたいのが実際に当初無料で、支援をしていく会費をとっていくような、ことを考えられているようなんですが、まず一つはですね、その会費をとっていくポイント、転換点というのは、どのあたりに置いていらっしゃるのかということをお伺いできればと思います。

9:58〜
富田

ありがとうございます。まず、私自身の会社は私一人で始めるんですけども最初の2年間は、キャッシュが入らないと想定しています。なので、もちろん私が自分で出資をするということと、あとは、自分自身もですね、一人で様々な委託とか顧問という形でコンサルティングを外でやりながら生きていくためのキャッシュを取っていくというのが2年間あります。
3年目から、多少の少額が入ってくるんですが、実際にきちんと会社として回るには、4年目以降という風に考えています。

10:30〜
新井

ありがとうございます。あともう一つ、最初に始められるころの起業して頂く方々の活動の場所という意味では、熊本に限られている。そんなイメージなんでしょうか。

10:46〜
富田

まず今年1年は、2つの動きをしようと思ってまして、1つは、一旦初めてなので2か所でスクールをしたいこれはやっぱり、近いところが良いかなと思うので九州。もう一つは、今一緒にアカデミーに通っている仲間たちが入ってくれると言ってくれている方もいるので、そういったところで起業支援の方のビジニティもやるとかですね、この2つをまずは九州で始めて、次年度以降に他の地域に展開していきたいなと考えています。

11:18〜
司会

新井様ありがとうございました。続きまして、株式会社トビムシ竹本吉輝様お願い致します。

11:23〜
竹本

本当にぐっとくるプレゼンをありがとうございました。最初に質問しちゃうんですけども、画像に出てきたの、あれ八千代座ですか?
やっぱり、すごい素敵ですよね。
すごいマニアックに、山側には家屋森林組合という素敵な森林組合があって、それはどうでもよくて素晴らしい土地で生まれて育ったんだなという風に思いました。10年前、11年前に出会えていたらどんなに良かったことかと孤立に苛まれていた日々を思い出しながらですね、ぐっときながら聞いてたんですけど、いくつか辻井さんがご自分のことを、起業家ではなくフォロワーだと仰ってましたけども我々色々な地域で、それこそ九州でも事業をやらせて頂いている中でぜひ本当に、皆さんもですねグループを連携して、もしくは、起業に向いていないとかあるいは、起業するために前段階としてですね我々と一緒に何かやりたい。みたいなことがあれば積極的に連携させて欲しいなという風に思いました。
あとは、富田さんの孤立を生まないようにすごい注意して頑張って欲しいなと思います。有難うございました。

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