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【卒業生インタビュー】既存事業をブラッシュアップ!「起業後の壁」の乗り越え方とは?

「事業を始めたけど、このままでいいのかな…」そんな悩みを抱える方へ。
このインタビュー記事では、すでに事業をお持ちだった中、「理想だけでは成り立たない現実」を乗り越えるために、アカデミーでプランを練り直した堂原さんに、その道のりについて詳しくお話を伺いました。ぜひ、ご一読ください!
■卒業生プロフィール

株式会社WTOC(ウトック) 代表取締役
NPO法人 教室から世界一周 代表理事
堂原 有美さん (第17期生)
長年勤めた広告代理店を辞め、世界一周27の幸福国を巡る旅へ。幸せに大切なことは「個の尊重」だと気づく。世界の多文化と接することで若者の価値観を揺さぶり、「自分らしい」生き方を考えるきっかけを与えたいと、世界50ヵ国以上と連携して国際交流を提供する株式会社WTOC(ウトック)設立。ミッションは「個性の数だけ、選択肢を」。著書:『脱!しあわせ迷子 世界の幸福国を旅して集めた幸せのヒント』|最新の活動を Facebook・X(Twitter)・Instagramで確認ができます!
解決を目指す社会課題との出会い
世界一周の旅で見えた日本の課題とは?

私が解決を目指している社会課題は、中高生が多様な文化や海外経験に触れる機会が少ないことです。それによって、今後の社会で必要となる「多様性を受け入れる力」が培われなかったり、選択肢が狭まってしまったりすることが課題だと感じています。この課題を解決するため、現在はオンラインでの国際交流事業や、多文化共生の事業を全国に広げようと取り組んでいます。
このテーマに出会ったきっかけは、世界一周の旅でした。広告代理店を辞めて世界一周をし、幸福度ランキングの高い国々を巡る旅をしていたんです。そこで見えたのは、幸福な国では、教育において「個性の尊重」が非常に重視されていること。自分の意見を尊重し、好きなことを伸ばしていくという文化が根付いていました。
一方、日本の子供たちはまだ閉鎖的で、なかなか自分の意見を言えなかったり、広い世界を知る機会が少ない現状があります。日本の子供たちにも、そういった環境を作っていきたいと強く思ったんです。
事業立ち上げ後にぶちあたった壁とは?

この社会課題に取り組む事業を、アカデミー受講前から立ち上げていました。オンラインで海外の教室と日本の教室を繋ぎ、同世代の子供たちが交流できる場を提供するという事業です。今では50カ国以上の国々と連携しています。
ただ、事業を続ける中で、「いいことやってたらなんとかなるだろう」という考えでは、事業として成り立たないことに気づきました。特にうまくいかなかったのは、マネタイズ(収益化)と事業のスケールです。当初は学校を対象に営業していましたが、「学校、特に公立学校だけではマネタイズができない」という現実が分かりました。このため、収益が不安定で、事業を大きくしていくことが難しい状況でした。
ビジネスとして、もっと戦略的に、ロジカルに考えなければいけない。この課題を解決するため、アカデミーの受講を検討し始めました。
ボーダレスアカデミーの受講について
プランを「やり切る」ための環境

もともと、アカデミーを知る前から、別のビジネススクールで学び、ビジネスの基礎は学んでいました。しかし、もっと深く学びたい、そして事業を形にするための知識が欲しいと思い、様々なスクールを探しました。そんな中で、ボーダレス・ジャパン田口さんの著書を読み、ボーダレスの存在を再認識しました。
そこで*集中講座に参加してみると、「社会課題をロジカルに、分析的に考えている」ことに衝撃を受けました。また、ボーダレスの事例を通して「やりたいこととビジネスをきっちり切り分けて、ロジカルにビジネスを組み立て、最終的に社会課題解決に戻す」という仕組みに感銘を受けました。
アカデミーのカリキュラムは、事業を「やり切る」ために必要な要素が詰まっていると感じました。ビジネスプランのフレームワークや、具体的な事業計画、収支計画まで、全てが揃っている。これが他のスクールにはない魅力だと感じ、社会起業伴走プログラムの受講を決めました。
*集中講座とは:ボーダレス流の独自メソッドを学ぶ短期集中プログラム、説明会も開催中
ヒアリングを重ねるごとにクリアになった「事業への確信」

*社会起業伴走プログラムの3ヶ月で得た学びで特に大きかったのは、ヒアリングと壁打ちの重要性です。
アカデミー受講前にも事業を立ち上げていましたが、個別で現場の声を聞くという経験は一度もありませんでした。アカデミーでは、ヒアリングの進め方や質問の構成を学び、学生や先生、企業など様々な人にヒアリングを行う中で、事業への納得感が全く違うことを実感しました。
ヒアリングを通して、今まで漠然としていた事業の課題がクリアになり、「これは本当に意味があるのか?」という不安が解消されていきました。 また、メンターさんとの壁打ちも大きな学びでした。プランの細部まで詰めていくプロセスで、様々な視点からアドバイスをもらうことで、事業の解像度がどんどん高まっていきました。
また、同じ志の仲間たちとの出会いも非常にありがたく、みんなで励ましあい、協力しあえることがどれだけ力強いものか、その大切さも理解できました。仲間を大切にするボーダレスだからこそ気づけた、かけがえのない学びでした。
*社会起業伴走プログラムとは:3ヶ月でビジネスプラン完成を目指す伴走プログラム、説明会も開催中
卒業後のステップ
「地域に住む外国人と 課題解決を目指す探求プログラム」さらなる事業のブラッシュアップへ
卒業後は、事業立ち上げに向けて、具体的なアクションプランを進めています。
まず、オンラインでの国際交流事業をさらに磨き上げていきます。これまではオンラインが中心でしたが、今後はリアルでの交流プログラムも展開し、より深い学びを提供したいと考えています。
また、ボーダレスアカデミーで構想した、「多文化共生の事業」も立ち上げたいと思っています。地方に住む外国人と中高生が交流し、共に地域の課題解決を考えるプログラムを企業や自治体と連携して提供していく計画です。

この事業は、「事業として成り立つのか」という不安が大きかったのですが、アカデミーで学び、ヒアリングを重ねる中で、具体的なマネタイズの仕組みや、誰にアプローチすればいいかが見えてきましたので、この事業の立ち上げに向けて進めています。
「一歩踏み出すには?」堂原さんからのメッセージ
このプログラムは、「地道に、必要なことをちゃんとやる」という、ソーシャルビジネスの根幹を学ぶのに最適な場所です。
地道なヒアリングや、ロジカルな思考プロセスを徹底的に学ぶことで、今まで見えなかったビジネスの側面が明らかになります。そして、経験豊富なメンターや同じ志を持つ仲間と切磋琢磨することで、一人では成し得ない大きな成長を遂げることができます。
自分の事業をブラッシュアップしたい、もっとロジカルに事業を組み立てたい、そう考えている方には、心からこのプログラムをおすすめします。
堂原さんが受講していたボーダレスアカデミーとは!?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。卒業生のリアルな経験談から、なにか一歩を踏み出すヒントや勇気を感じていただけたなら幸いです。
ボーダレスアカデミーは、世界13カ国で50事業のソーシャルビジネスを展開するボーダレス・ジャパンが運営するソーシャルビジネススクールです。実践の中で培ってきた“ソーシャルビジネスの作り方・社会起業のイロハ”を徹底公開。国内外を問わず、また社会領域を問わず使える再現性あるメソッドが、あなたの挑戦を後押しします。
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3ヶ月で解決したい社会課題の本質に切り込むビジネスプラン完成へ。プログラム中、第一線で活躍する社会起業家・経営者から直接のフィードバック機会あり。(個別に計2名×5回+授業外メンタリングを提供)
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