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No.2 ファイナルピッチ出場者紹介 先崎 哲進
2019年10月5日(土)開催の第2回JAPANソーシャルビジネスサミット ファイナルピッチ出場者
No.2 先崎 哲進(Takayuki Senzaki)
解決したい社会問題
働きたい障害者の工賃を向上する
問題意識をもったきっかけ
自分はこれまで、障害を持った人と接する機会がありませんでした。
なので障害者とその親がどういう暮らしをしているのかなど考えたこともありませんでした。そんな中、「15000円」という数字に私は衝撃を受けました。
これはB型就労支援施設で働く障害者の一月の平均工賃、一月に受け取る金額です。
(雇用ではないため給与と言わず工賃という)
福祉商品について考えるきっかけは、障害者施設の商品開発の業務でした。そこでたくさんの実情と課題にぶつかりました。商品を美味しくして、デザインをよくしても、結局、商品化することができませんでした。障害者をケアしながら、商品を開発し、原価計算から安定的に生産し、販路開拓まで行う。これを福祉しか学んでいない施設スタッフだけで事業として取り組むことは到底行えることではなかったのです。
その時初めて障害者の方と真剣に向き合うきっかけにもなりました。そこで感じたことは、私たちと同じだということ。パスタをつくる施設で働いていた青年の夢は免許を取って彼女とドライブすることでした。
その時、当たり前が当たり前ではない人々が身近にいることに気づきました。
そして現在、5人の仲間が集まって株式会社をつくって行動しています。
サミットに向けた意気込み
こんな機会を与えてくれたボーダレスの皆さん、ありがとうございます。
また共に課題に取り組んでいる社会起業家のタマゴの皆さんがいて、いい刺激をたくさんもらいました。ありがとうございます。
このサミットを事業の始まりの場にできるよう精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。
それでは明日よろしくお願いします。
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